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剣道8段をご存知ですか
剣道8段を取得するためには
日本に存在するあらゆる資格審査の中で
最も難しい資格審査と言われる
剣道の最高位を決める試験に合格しなくてはいけません。

最高難度に例えられる司法試験でも合格率は3パーセント
ところが剣道8段の合格率は
1パーセントを切ることがあります。

厳しい受験資格もあります。
年齢は46才以上
7段に合格してから8年の修行も必要です。

倉石は49才で初段ですから
全ての審査を一発合格して
最高段位に向かってバクシンしても
ゆうに80才を超えてしまいます。
8段どころか生きているかどうかも
定かでありません。

剣道人口は200万人
しかし8段を取得した人は
戦後400人しかいません。
すごいです。

では剣道8段の先生方は具体的に何が出来るのでしょう?

その答えは1つ。

気、剣、体 一致の打突が出来る。
言うなれば、心と体が一致した打突が打てるようになる
ということだと言われています。
人間業ですが、神業の領域です。

さて最近
剣道8段の先生の威力に吹き飛ばされた事件がありました。
先日昇段審査の付き添いに行った際のできごとです。

審査は終わり受験生達は整列をうながされています。
全員見事に合格し、ほっとした雰囲気が漂う中
みんなざわざわと集合です。
その周りでは、引率した道場の先生方が遠巻きにそれらを眺めながら
雑談しています。

秋から冬にかけて剣道は大きな大会が次々と行われてきました。
昇段試験は一連の行事の締めくくりとも言える行事です。
ことしは何処が何処に勝ったとか、
何処道場は何連勝ですごいとか、どうやったら勝てるだろうかとか
口々に先生方が話しあっています。

まあ、剣道行事ではいつもの光景です。
倉石はそれを、何となく横目ならぬ横耳で聞きながら
まあそうだろう、しかし。
どこか違うような思いを抱きながら
聞き流していました。

すべての試験が終わり、審査講評が行われたときに
衝撃は起こりました。

講評はY8段、50才でした。
「みなさん、打ちたいでしょう、打たれたくないでしょう、それは誰もが同じです。」
「しかし、そういう気持ちを振り払って無心で自分の打ちにかける。」
「これが剣道では最も大切なことです」
それが出来ていた人がいますとおっしゃり、
一人の受験生を前に呼び出されました。
その方は、知的障害、あるいは機能障害を持った方でした。
「今私がお話ししたことが一番出来てたのは、彼です。」
とおっしゃりました。

衝撃です。

今回の昇段試験で、もし不合格になる人がいるとすれば、彼ではないかと
ほとんどの方は思っていたのではないでしょうか?
しかしY8段は、彼が一番剣道の本道にかなっていると講評したのです。

Y8段はそれまで武道場に漂っていた、雑味の多い怪しげな空気を
一刀両断に切り捨て、我々に剣道の王道を示したのだと思います。

感動しました。
そうですよ そうでなくてはいけません
やっぱ剣道はいい。

さて、前置きが長くなりましたが
先ほどの話しは、もの作り、芸術家達の世界にも
どこか当てはまるお言葉です。

私たちは、ここで
自分のもの作り、自分の表現に集中できているでしょうか?

何が大事?
何が楽しい?
何が怖い?

剣道
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Comments
私の叔父にも8段がいました。小柄で一生懸命ではっきりと物を言う人でした。門下生にもずいぶん慕われていたようです。いつかの門下生の娘さんを教えた(絵画です。)のですが私が甥だと知ると父親の態度が一変して(それまでが悪かったのではありません。)びっくりしました。叔父の葬儀には数えられないぐらいの人が参列していました。私の父は、その叔父の家に下宿していたこともあり「醤油屋のおっさん」とずいぶん慕っていました。ただ私が中学にはいるとき剣道をしたいといったとき父には反対されました。確か父も士官学校で銃剣道4段ぐらいまで行ったはずなのですが?あとでなんでと聞いたらわたしがやんちゃだったので止めたんだと思うといってました。筆を持つのも剣を持つのも一緒と宮本武蔵が行っていたような気がしますが、精神的なことを行っているのでしょう。筆で人は切れませんが自分の姿は映し出され一刀両断です。でも楽しい物です。
はらひろ
2008/02/20 11:32 AM
ながらくブログが更新されませんね。わたしの個展も終わりました。わたしは、昨年にこれまでの生涯で体験したことのない大きな出来事に数々出会いました。今年も何かありそうです。皆さんはどうですか?monohouseも3年目を迎えます。今年はどうでしょう。初心忘れるべからず。とは、私の座右の銘ですがいつの間にかあらぬ方向に向かってしまっているのかも?皆さんのご忠告お待ちしています。
はらひろ
2008/05/02 10:03 PM
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